熊本大学メールマガジン No.3
==熊本大学メールマガジン 第3号 == 2007.2.27 ==
● 目 次 ●
◎大学からのお知らせ
・教育改革プロジェクト(GP)について
・熊本大学東京リエゾンオフィスについて
◎大学行事等のお知らせ
・【授業開放】平成19年度前学期受講生募集中
・平成18年度卒業式・修了式及び平成19年度入学式について
◎トピックス
・附属病院地区の再開発が進行中
・熊本県と熊本大学による「上海くまもとフェア」を開催
・DOWAホールディングス株式会社と包括的連携協定を締結
・平成19年4月から新たに2つの寄附講座を設置
◎在学生からのメッセージ
・工学部3年 五反田正彦さん
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◎大学からのお知らせ
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▽教育改革プロジェクト(GP)について
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文部科学省では、各大学等が実施します教育改革の取組の中から、
優れた取組を選び、支援するとともに、その取組について広く社会に
情報提供を行うことにより、他の大学等が選ばれた取組を参考にしな
がら、教育改革に取り組むことを促進し、大学教育改革を進めていま
す。この「優れた取組」をGP(Good Practice)と呼んでいます。
本学で採択されています各プログラムの教育プロジェクトは、次の
とおりです。
特色ある大学教育支援プログラム(特色GP)
○ IT環境を用いた自立学習支援システム
(大学全体 平成15年度採択)
○ 学習と社会に扉を開く全学共通情報基礎教育
(大学全体 平成16年度採択)
○ 工学教育から発信する大学教育の質保証
(工学部 平成18年度採択)
魅力ある大学院教育イニシアティブ
○ DDSスペシャリスト養成プログラム
(薬学教育部 平成17年度採択)
○ 異分野融合能力をもつ未来開拓型人材育成
(自然科学研究科 平成18年度採択)
○ エイズ制圧をめざした研究者養成プログラム
(医学教育部 平成18年度採択)
現代的教育ニーズ取組支援プログラム(現代GP)
○ elこころ学習プログラムの開発
(教育学部 平成18年度採択)
大学教育の国際化推進プログラム(海外先進教育研究実践支援)
○ エキスパート・シェアリングの展開と実践
(大学全体 平成17年度採択)
○ ラーナーオートノミーを育てる英語教育改革
(大学全体 平成18年度採択)
法科大学院等専門職大学院教育推進プログラム
○ サイバー・クリニック・システムの構築(単独)
(法曹養成研究科 平成16年度採択)
○ 九州三大学連携法曹養成プロジェクト(連携)
(法曹養成研究科 平成16年度採択)
○ 実務技能教育教材共同開発共有プロジェクト(連携)
(法曹養成研究科 平成16年度採択)
資質の高い教員養成推進プログラム(教員養成GP)
○ 不登校の改善・解決に資する教育力の養成
(教育学研究科 平成17年度採択)
先導的ITスペシャリスト育成推進プログラム
○ 次世代情報化社会を牽引するICTアーキテクト育成プログラム
(連携) (自然科学研究科 平成18年度採択)
詳細は →
http://www.kumamoto-u.ac.jp/kyouiku/shienprogram.html
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▽熊本大学東京リエゾンオフィスについて
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熊本大学では、情報の収集及び発信、企業との連携等を行い、本学
の教育研究の進展及び産学官連携の推進を図るため、東京都港区芝浦
の「キャンパス・イノベーションセンター」内に東京リエゾンオフィ
スを設置しています。
本学の学部等同窓会の会員も利用できますので、是非御活用ください。
東京リエゾンオフィスの利用については→
http://www.kumamoto-u.ac.jp/chizai/gakugai/t.liaison/liaison_t.htm
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◎大学行事等のお知らせ
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▽【授業開放】平成19年度前学期受講生募集中
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熊本大学では、正規の授業の一部を【授業開放】として、一般の方
に公開しています。平成19年度前学期受講生募集の締切りは、平成
19年3月26日(月)となっています。
受講申込みについては→
http://www.kumamoto-u.ac.jp/whatsnew/2007/news169.html
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▽平成18年度卒業式・修了式及び平成19年度入学式について
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1.卒業式・修了式
日 時 平成19年3月27日(火)午前10時から
場 所 熊本県立劇場コンサートホール
2.入学式
日 時 平成19年4月4日(水)午前10時から
場 所 熊本県立劇場コンサートホール・演劇ホール
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◎トピックス
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▽附属病院地区の再開発が進行中
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平成19年度予算内示において、附属病院東病棟(外科系病棟)
(19,300平方メートル 地下1階・地上12階建)の新設及び平成18
年度補正予算において、医学部図書講義棟(5,090平方メートル 6階建)
の改築が認められ、附属病院地区の再開発がなお一層進むこととなりま
す。一方で近年、附属病院では患者や見舞客が増加したことにより、慢
性的な駐車場不足が生じていること、さらに、再開発事業の開始に伴い、
駐車場不足が予想されることから立体駐車場を設置することとなりまし
た。規模は2層3段式、240台収容で、1階を外来者用、2・3階を
教職員用とし、4月に工事を開始し、6月には完成予定です。この完成
により混雑の解消が期待されます。
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▽熊本県と熊本大学による「上海くまもとフェア」を開催
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平成19年2月7日(水)に、中国上海市において熊本県と熊本大学
による「上海くまもとフェア」が次のとおり開催され、本学が主催した
「教育交流セミナー in 上海くまもとフェア」には、予想の倍近い80
名の参加者があり、盛況の内に終了しました。
1.事業の目的
熊本県と熊本大学は海外交流ネットワーク事業として、上海におけ
る連続的な活動によりそれぞれの目標(熊本県:経済交流の促進、
熊本大学:教育・研究の国際化)を達成することが事業の目的であり、
熊本県は中国(上海)の政治経済の情勢の変化を踏まえた事業展開が
必要であり、熊本大学は国際共同研究や教育交流を必要としている。
また、本事業は事業目的が異なる両者が有機的な繋がりによって、
より有効な成果を得ようとするものです。
2.事業の概要
(1)上海メイドインくまもと展示・商談会(熊本県主催)
農業加工品を中心とした展示・商談会
(2)環境セミナー in 上海くまもとフェア(熊本県・熊本大学共催)
環境分野の企業によるプレゼンテーションと環境・エネルギー分
野を中心とした研究者による環境セミナー
本学からの参加者の講演
【Renewable Energyに関して】
・日本における太陽エネルギー利用の現状 (石原 修 教授)
【バイオマスからの燃料用エタノールの生産に関して】
・セルロース系バイオマスからの燃料用エタノールの生産技術
について (木田建次 教授)
【有用微生物を活用する汚染水環境の浄化に関して】
・部分亜硝酸化とAnammoxを活用する新規アンモニア除去プロセ
スの開発 (古川憲治 教授)
(3)教育交流セミナー in 上海くまもとフェア(熊本大学主催)
国際共同研究と大学間学生交流についての講演とセミナー
本学からの参加者の講演・発表
・環黄海地域における国際共同教育について(崎元達郎 学長)
・日中の留学経験発表
日本側熊大生3名(上海交通大学、華東政法学院、復旦大学)
中国側熊大卒業生2名
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▽DOWAホールディングス株式会社と包括的連携協定を締結
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平成19年2月16日(金)に、熊本大学の有する研究成果とDO
WAホールディングス株式会社の有する技術力を結合し、産学の連携
を推進することにより次世代技術を開発し、合わせて学術研究の振興
研究成果による社会貢献及び研究者・技術者の育成に資することを目
的とする包括的連携協定を締結しました。同社は、製錬、環境・リサ
イクル、電子材料、金属加工、熱処理を主要な事業内容としています
が、協定締結後は、環境・リサイクル分野における共同研究の実施や
熊本大学大学院自然科学研究科の教員とDOWAグループ研究所員・
技術者との先端技術の研究会等の開催を計画しています。
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▽平成19年4月から新たに2つの寄附講座を設置
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1.医学部附属病院「不整脈先端医療寄附講座」
医療機器関連企業7社と民間6病院の13団体の寄附(総額は1億
900万円)により、平成19年4月から5年間の予定で寄附講座を
設置します。
同講座は、難治性不整脈治療を通して、心臓電気生理学、循環器病
態学を中心とした基盤的学問の上に、臨床不整脈分野の先端的研究を
行い、難治性不整脈治療の先導的役割を担うことにあり、先端医療の
研究開発及び診療への応用を担っている附属病院「先端医療支援セン
ター」に設置します。
2.大学院医学薬学研究部「感染制御学(肥後銀行)寄附講座」
(株)肥後銀行の寄附(総額は1億円)により、平成19年4月から
5年間の予定で寄附講座を設置します。
同講座は、エイズや成人T細胞白血病などの原因であるレトロウイ
ルスの増殖を制御する細胞内に存在するタンパクを追究・同定し、そ
のタンパクによる抑制機構を明らかにすることを目標とし、新しい概
念の抗ウイルス剤の開発だけではなく、現在ウイルス感染症で大きな
問題となっている薬剤耐性ウイルスの克服にもつながることが期待さ
れます。
(現在設置されている寄附講座)
○薬学部「医薬高分子学寄附講座」 ニプロ(株)
平成18年 4月〜平成23年3月 総額1億円
○薬学部「先端DDS学寄附講座」 (株)LTTバイオファーマ
平成18年 4月〜平成21年3月 総額6千万円
○工学部「太陽電池・環境自然エネルギー寄附講座」
富士電機システムズ(株)
平成18年 4月〜平成21年3月 総額8千万円
○大学院医学薬学研究部「感染症阻止学寄附講座」
(財)化学及血清療法研究所
平成17年 4月〜平成22年3月 総額1億円
○大学院医学薬学研究部「画像診断解析学寄附講座」
フイリップス メディカルシステムズ(株)
平成15年10月〜平成20年9月 総額1億円
○薬学部「病態薬効解析学寄附講座」 阿蘇製薬(株)
平成 3年10月〜平成 8年9月 総額1億円
平成 8年10月〜平成13年9月 総額1億円
平成13年10月〜平成18年9月 総額1億円
平成18年10月〜平成23年9月 総額1億円
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◎在学生からのメッセージ
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▽ 工学部3年の五反田です。これを書いている今は、後期試験も一通り
終わり、これから学校は春休みになるところでして、さあ今から何をしよ
うかねぇーと思いをめぐらしているこの頃です。僕は就活していないので
3年のこの時期は人によってだいぶ忙しさが違うようでして。
卒業、入学の季節となって、なんだか周りがあわただしいこの頃です。
試験が終わって学校は人がいないだろうとか思っていたら、卒論、修論
発表の準備で忙 しいようでして。私の学科でも3年なので卒論修論発表
を観に来なさいと言われました。卒業が近くて4年生は発表の準備で相
当あたふたしていました。先生方もスケジュールが詰まっていてなかな
か再試の目処が立たず、一部学生もあたふたしています。学生寮に住
んでいるのですが、引越しを2月中にする卒寮生もいたりしてあわただし
い中、ちょっと寂しかったりも。だけどまたすぐに新入寮生が入ってきて
寮のテンションがどかーっと上がるだろうな。だいたい新入寮生には先輩
が体を張ったドッキリを仕掛けるので今年は誰がするかを決めないといけ
ません。 気づけばもう来年は4回生。最期の1年間、面白い寮生活になれ
ばなーと思います。
しかしまぁ、あれです、また来年度になれば学校にも若ーい人達がうよ
うよするのかと思うと我が身も年をとったものだなーなんて思ってしまい
ます。1年の頃は、なんで先輩達そんな2つ差くらいで「若い若い」言う
かなーとか思ってたのが今で は骨身に染みてよく分かったり。でも、まだ
まだ時間があるうちにいろんなことにチャレンジしていきたいと思います。
卒業生の皆様方もまた新しい1年、それぞれの目標に向かって頑張ってく
ださい! (´∇`)ところで再試はいつあるのだろう?
卒業生の方で寮に住んでいたーなんて方がいましたら是非こちらをご覧く
ださい。
熊本大学学生寮HPは → http://circle.stud.kumamoto-u.ac.jp/~kud/
工学部物質生命化学科3年 五反田正彦
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◎投稿依頼
熊本大学メールマガジンでは、皆様からの投稿をお待ちしています。
同窓会・同期会等の開催のお知らせ・近況報告等の情報がありましたら、
ご提供お願いします。
投稿記事はこちらへどうぞ
kik-doso@jimu.kumamoto-u.ac.jp
熊本大学ホームページでは、卒業生の「思い出募集」のコーナー
を開設しています。
投稿いただければ、このメールマガジンでも紹介いたします。
詳細は
→ http://www.kumamoto-u.ac.jp/sotsugyousei/omoide.html
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◎ご意見・ご要望
熊本大学が行う生涯メールサービスは開始されたばかりです。
このサービスについてのご意見・ご要望は、こちらへどうぞ。
熊本大学生涯メールサービスのホームページURI
→ http://www.kumadai.jp/
熊本大学生涯メールサービスご意見・ご要望
office@kumadai.jp
また、このメールマガジンについてのご意見・ご要望は
こちらへどうぞ。
kik-doso@jimu.kumamoto-u.ac.jp
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◇編集後記
異常に暖かい冬の日が続いていると感じているうちに、あっという
間に立春も過ぎました。名実共に春になったのでしょうか。
大学は、試験の季節となりました。後学期試験・入学試験等、学生・
受験生も大変です。
皆様方に置かれましても、年度末を迎え、何かとあわただしいとは
存じますが、身体に気をつけてお過ごしください。
熊本大学生涯メールサービスのホームページURI
→ http://www.kumadai.jp/
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◇編集・発行
熊本大学企画部企画課
〒 860-8555 熊本市黒髪2丁目39番1号
e-mail:kik-doso@jimu.kumamoto-u.ac.jp
TEL 096-342-3129
FAX 096-342-3007
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