熊本大学メールマガジン No.10



☆☆☆☆ 熊本大学メールマガジン 第10号 (平成20年 4月16日) ☆☆☆☆

  熊本大学メールマガジン第10号をお届けします。

  熊本大学では、1)熊本大学の教育研究の取組み、公開講座や研修会等
 の案内、2)大学と卒業生、卒業生同士の交流を図るため、卒業生から寄
 せられた熊本大学への意見・提言、近況報告等、3)同窓会・同期会、ク
 ラブOB会等の開催など、本学の最新情報をお知らせするため、メールマガ
 ジンを発刊しています。

  配信件数も少しずつ着実に増えていますが、まだまだ多くの方々にご覧
  いただきたいと願っておりますので、お知り合いの卒業生の皆様に広くご
  紹介いただきますようよろしくお願いします。

  このメールマガジンは、大学からのお知らせだけではなく、卒業生から
 の情報提供、同窓会・同期会の開催案内なども行っておりますので、皆様
 からの投稿をお待ちしております。

【目 次】
 ◎お知らせ(式典関係等)
  ・平成20年度入学式を挙行
  ・平成19年度卒業式・修了式を挙行
  ・平成19年度学生表彰式を挙行
 
 ◎トピックス
  ・「次世代耐熱マグネシウム合金」研究成果発表会を開催
    ・「政策創造研究教育センター」プロジェクト研究報告会を開催
  ・「地域維持」をテーマにイブニングセミナーを開催
  ・ANA全日空機内誌「翼の王国」に本学ブランド広告を掲載

 ◎お知らせ(大学行事等)
  ・平成20年度「熊本大学オープンキャンパス」を開催
  ・第3回「熊本大学ホームカミングデー」を開催

  ◎お知らせ
  ・「熊本大学基金」への寄附について

 ◎卒業生からメッセージ
  ・熊本大学第54回卒業生 法学部 中松成貴さん

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◎お知らせ(式典関係等)
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 ▽平成20年度入学式を挙行しました。
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  平成20年4月4日(金)、来賓及び名誉教授・顧問の諸先生方、理事、副学
 長、部局長が出席して、熊本大学第60回入学式が県立劇場にて行われ、学
 部1,884名、大学院保健学教育部の第一期生(29名)を含む大学院924名、
 専攻科・別科58名、総勢2,866名(うち留学生51名)がそれぞれの目標や希
 望を胸に、あこがれの大学生活をスタートしました。
  式では、崎元学長が「学部生には、人間として、どのように生きるかと
 いう考え方、方針の基礎を作ること。すなわち“生きるための哲学の基礎”
 を形成すること。大学院生には、世界で初めての考え方や、理論の構築、
 世界初の事実の発見、世界初の現象の解明等を目標とする“世界で初めて”
 にチャレンジすることを在学中に達成すべきこととし、皆さんが、合格発
 表の受験番号を見た時の気持ちや初心を忘れず、選ばれた者としての自覚
 を持って、志を高く持ち続け、毎日に全力投入して行動し、悔いを残さな
 い充実した学生生活を送っていただきたい」とエールを贈られました。
  新入生を代表して、工学部の柏木新司さんが、「個人としての自立を目
 指し、国際性豊かに、創造的に考える力を身につけるべく、日々努力する」
 と誓いを述べました。

 【学長式辞】
 →詳しくはこちらから
  http://www.kumamoto-u.ac.jp/daigakujouhou/gakuchoumesseiji/

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 ▽平成19年度熊本大学卒業式・修了式を挙行しました。
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  平成20年3月25日(火)、来賓及び名誉教授・顧問の諸先生方、理事、副学
 長、部局長が出席して、熊本大学第56回卒業式・修了式が県立劇場にて行
 われ、医学部保健学科の第一期生を含む学部1,729名、大学院740名、専攻
 科・別科58名、総勢2,527名(うち留学生63名)が学生生活のそれぞれの思
 い出と、新たな目標や希望を胸に船出しました。
  式では、崎元学長から各学部・研究科の代表者に卒業証書、修了証書が
 手渡された後、「心身の健康を保つ術を知り、10年毎の具体的目標の達成
 のために、プロフェッショナルとしての誠実な努力を継続して、幸せな人
 生、すなわち、あなた自身の最大の遺産を後世に残されることを切に希望
 します」と船出していく卒業生へはなむけの言葉を贈られました。
  卒業生を代表して、薬学部の佐藤大介さんが、「私たちを暖かく見守り、
 ご指導くださった諸先生方、地域の方々、家族に対する感謝の気持ちを忘
 れず、歴史と伝統のある熊本大学の卒業生として誇りを持ち、大きな志と
 謙虚な気持ちを持って社会に羽ばたくことを誓います」と答辞を述べまし
 た。

 【学長式辞】
 →詳しくはこちらから
  http://www.kumamoto-u.ac.jp/daigakujouhou/gakuchoumesseiji/ichiran/2008/20080325.html

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 ▽平成19年度学生表彰式を挙行しました。
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  平成19年3月23日(金)、工学部百周年記念館において、「国際的規模の競
 技会等に出場等した場合【熊本大学学生表彰規則第2条第3号イ】」に該当
 するとして、学生3名の表彰が行われました。
  引き続き、「全国的規模の競技会等に出場等をし、第3位までに入賞(こ
 れに相当する賞を含む。)した場合【同規則第2条第3号ロ】」に該当する
 として、学生2名及び学生団体2団体の表彰が行われました。
  引き続き、「九州地区又は九州地区を含む複数の地区が合同で行う競技
 会等に出場等をし、優勝(これに相当する賞を含む。)した場合【同規則
 第2条第3号ハ】」に該当するとして、学生11名及び学生団体2団体の表彰が
 行われました。
  引き続き、「その他前3号と同等以上の表彰に価する行為等があったと認
 められる【同規則第2条第5号】」に該当するとして、学生1名の表彰が行わ
 れました。

 【同規則第2条第3号イ(学生)】
  岩本慎一郎(教育学部4年次)
   :第24回ユニバーシアード競技大会(男子100m)出場
   :第24回ユニバーシアード競技大会(男子400mリレー)5位入賞
  松本宇生(工学部3年次)
   :第9回世界テコンドーフェスティバル&マレーシアオープン
    (フェザー級)8位入賞
  辻 裕貴(法学部3年次)
   :第9回世界テコンドーフェスティバル&マレーシアオープン
    (バンタム級)出場

 【同規則第2条第3号ロ(学生)】
  岩本慎一郎(教育学部4年次)
   :第76回日本学生陸上競技対校選手権大会(男子100m)2位入賞
  勝 裕信(教育学部1年次)
   :第29回全国国公立大学空手道大会(男子個人形)優勝

 【同規則第2条第3号ロ(学生団体)】
  柔道部:第49回全国国立大学柔道優勝大会(男子団体)3位入賞
   杉山太介(教育学部4年次)、新里哲史(教育学部4年次)
   鶴田裕之(教育学部4年次)、宮本一俵(理学部4年次)
   岩田浩明(教育学部3年次)、徳島 渉(教育学部3年次)
   宮本丈嗣(教育学部2年次)、松浦直哉(教育学部2年次)
   中園亮太(教育学部1年次)、荒木貴大(教育学部1年次)
  空手道部:第29回全国国公立大学空手道大会(女子団体・組手の部)準優勝 
   梅野枝里子(教育学部3年次)、西上史恵(文学部3年次)
   林田あい(教育学部2年次)、前川優希(理学部2年次)
   東條美希(教育学部1年次)

 【同規則第2条第3号ハ(学生)】
  野村みや(教育学部3年次)
   :第57回九州地区大学体育大会陸上競技大会(女子800m)優勝
  岩本慎一郎(教育学部4年次)
   :第62回九州陸上競技選手権大会(男子100m)優勝
  中尾有紗(教育学部2年次)
   :第62回九州陸上競技選手権大会(女子三段跳)優勝
   :第35回九州学生陸上競技選手権大会(女子三段跳)優勝
  家入真理子(教育学部3年次)
   :第35回九州学生陸上競技選手権大会(女子100m)優勝
  堤 詩織(教育学部1年次)
   :第35回九州学生陸上競技選手権大会(女子800m)優勝
  矢野正彦(工学部4年次)、大友貴恵(文学部4年次)
   :第43回全九州春季学生競技ダンス大会(タンゴ・フォックス2種目)優勝
   :第43回全九州秋季学生競技ダンス大会(タンゴ・フォックス2種目)優勝
  境 康太郎(工学部4年次)、大坪正代(法学部3年次)
   :第43回全九州春季学生競技ダンス大会(パソ種目)優勝
   :第43回全九州秋季学生競技ダンス大会(パソ種目)優勝
  新井優斗(工学部4年次)、田宮彰子(薬学部3年次)
   :第43回全九州春季学生競技ダンス大会(ワルツ・クイック2種目)優勝
   :第43回全九州秋季学生競技ダンス大会(ワルツ・クイック2種目)優勝
   :第36回全九州学生競技ダンス選手権大会
    (ワルツ・タンゴ・フォックス・クイック4種目)優勝

 【同規則第2条第3号ハ(学生団体)】
  舞踏研究部:第43回全九州春季学生競技ダンス大会(団体)優勝
       :第43回全九州秋季学生競技ダンス大会(団体)優勝
  アーチェリー部:第31回九州学生アーチェリー王座決定戦(男子団体)優勝
   坂井真幸(工学部3年次)、木山 允(薬学部3年次)
   坂中瑠衣(工学部2年次)、福永琢也(工学部3年次)

 【同規則第2条第5号(学生)】
  岡村良美(教育学研究科1年次)
   :第62回熊本県美術協会展(彫刻)県美大賞

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◎トピックス
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 ▽「次世代耐熱マグネシウム合金」研究成果発表会を開催しました。
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  以前、本メールマガジン第7号(平成19年11月20日発行)にてお伝えしま
 した、本学が主体となって開発している「次世代耐熱マグネシウム合金」
 の初めての研究成果発表会が、平成20年3月13日(木)、県内外からおよそ
 150名の研究者などが出席して開催されました。
  代表研究者である河村能人(大学院自然科学研究科教授)からこれまで
 の研究について、「高温でも耐熱アルミニウム合金を超える強度を得るこ
 とができた」と報告がありました。
  次世代耐熱マグネシウム合金は、アルミよりも軽い新しい金属素材とし
 て注目されており、河村教授は、「基礎研究にとどまらず、熊本での新産
 業の創出を目指している」と強調し、実用化に自信を見せられています。
  本学を核とした研究は、県内外の自動車や部品メーカー及び行政機関が
 参加し、経済産業省の「地域新生コンソーシアム研究開発事業」や、科学
 技術振興機構の「地域結集型研究開発プログラム」にも採択されて、この
 新しい合金は「KUMADAIマグネシウム合金」と呼ばれており、多数
 の企業から熱い視線が注がれています。
   
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 ▽「政策創造研究教育センター」プロジェクト研究報告会を開催しました。
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  平成20年3月29日(土)、工学部百周年記念館において、平成19年度熊本大
 学政策創造研究教育センタープロジェクト研究報告会「大学から地域社会
 への提言」と題して、「持続可能な地域社会の形成」や「公平で効率的な
 社会資本の整備」などのテーマで平成19年度の成果を取りまとめ、報告会
 を開催しました。
  政策創造研究教育センターでは、地域社会の課題解決のために、本学の
 研究者と学外の有識者(研究者、行政、NPO法人)でチームをつくり、プロ
 ジェクト研究に取り組んできました。
  山間地の集落機能維持システム構築のための政策研究では、人口減や高
 齢化で消滅の危機にある「限界集落」で生活できるよう埋もれた特産品を
 掘り起こして「小さな産業」づくりを進めるほか、交通弱者を支える生活
 交通の確保など「地域社会を支える人間関係も集落によって違う。特性に
 合った対策が必要」と政策提言がありました。

 【プロジェクト】
  第1報告:熊本都市圏政策インデックス研究
       研究代表者:柿本竜二(政策創造研究教育センター准教授)
  第2報告:政令指定都市・道州制に関する研究
       研究代表者:上野眞也(政策創造研究教育センター教授)
  第3報告:山間地の集落機能維持システム構築のための政策研究
       研究代表者:山中 進(大学院社会文化科学研究科教授)
  第4報告:有明海・八代海の生物棲息環境の評価・保全・再生
       研究代表者:内野明徳(大学院自然科学研究科教授)
  第5報告:白川・緑川流域圏における洪水危機管理システムの構築
       研究代表者:大本照憲(大学院自然科学研究科教授)
  第6報告:熊本流域での水循環保全とその健全な水利用に関する研究
       研究代表者:川越保徳(大学院自然科学研究科准教授)
  第7報告:市民参加によるサイエンスショップ型研究
      「坪井川を活かした川まちづくり」
       研究代表者:田中尚人(大学院自然科学研究科准教授)

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 ▽「地域維持」をテーマにイブニングセミナーを開催しました。
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  平成20年3月14日(金)、キャンパス・イノベーションセンター(東京都港
 区芝浦3-3-6東京工業大学敷地内)において、第12回熊本大学東京リエゾン
 オフィスイブニングセミナー「地域維持のための理論と実践」を開催しま
 した。
  東京リエゾンオフィスは、関東地域における本学の情報発信基地、教育
 研究の交流・活動拠点として産学連携を推進するための活動など、本学の
 現状や研究最前線の学術研究活動を幅広く紹介しており、年3回定例的な
 行事としてイブニングセミナーを行っており、関心を持たれています。
  今回は、日本の地方、とりわけ農山村の暮らしが、少子・高齢化の進展
 する中で、大きく揺らいでおり、地域を支える基盤であるコミュニティに
 ついて「コミュニティの理論と課題」として、伊藤洋典(法学部教授)に
 より講演が行われ、「これまでは住民が共同生活を送り、共同体意識を持
 った社会基盤だったのが、農機や車、インターネットの普及・発達により、
 住民は居住地での生活実感を喪失した」と指摘がなされました。
  引き続き、山間地の集落機能維持システム構築のための政策研究に取り
 組まれ、熊本県葦北郡芦北町の山間地集落を事例に「山間地の暮らしの維
 持と再生」として、山中 進(大学院社会文化科学研究科教授)により講
 演が行われ、人口減や高齢化で消滅の危機にある「限界集落」で生活でき
 るよう埋もれた特産品を掘り起こし、それに見合う現金収入を得る意識が
 必要」と提言がなされました。

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 ▽ANA全日空機内誌「翼の王国」に本学ブランド広告を掲載しました。
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  大学のブランド化の一環として、本学の誇る教育、研究及び国際化を全
 国的に訴求する試みとして、ANA全日空機内誌「翼の王国」の3月号に、初
 めての広報として掲載を行いました。同機内誌は、A4変形カラー月刊誌で、
 日本語版と英語版の合計約84万部が発行されている人気の冊子です。
  掲載は1頁で、本学前進の五高で教鞭を執っていた夏目漱石の写真ととも
 に、「漱石が夢見た教育を熊本から世界へ。」をコピーに、大学の教育理念
 や研究内容、キャンパスの様子なども掲載しました。
  大学として「地方の国立大学も個性をアピールしなければいけない時代。
 機内のゆっくりした時間で、目を通してもらえると思い、掲載を行いまし
 た。大学のイメージを多くの人に伝えれば」と考えています。
  なお、同機内誌への国立大学の掲載は初めてです。

 →詳しくはこちらから
 http://www.kumamoto-u.ac.jp/whatsnew/2008/news480.html

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◎お知らせ(大学行事等)
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 ▽平成20年度「熊本大学オープンキャンパス」を開催します。
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  受験生・保護者・高等学校の先生方などへ向けて大学キャンパスを開放
 しています。大学案内やホームページには載っていない、様々な生の情報
 が入手できます。
  各学部・学科ごとの教育・研究内容が聞けるほか、研究室を開放してい
 る学部もあり、様々な趣向が凝らされていて内容は異なっています。それ
 ぞれの学部・学科の特徴(教育・研究)を自分の目で見て確かめられる、
 またとないチャンスです。

  開催日:平成20年8月5日(火)

   ※計画が決まり次第、ホームページにてご案内いたします。

 →詳しくはこちらから
  http://www.kumamoto-u.ac.jp/nyuushi/opencampus.html

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 ▽第3回「熊本大学ホームカミングデー」を開催します。
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  ホームカミングデーは、各学部等の同窓会のご支援を賜り、卒業生の皆
 様と本学の学生・教職員との相互交流を図ることを目的として、平成18年
 度から開催しています。
  このホームカミングデーにおきましては、多くの卒業生の皆様が、若き
 日を過ごされたキャンパスに集い、母校の現在の姿をご覧いただくととも
 に、旧友や恩師との再会も果たしていただきたく、記念式典、記念講演を
 はじめとする多彩な行事と交流の場を企画し開催しています。
  つきましては、卒業生の皆様には何かとご多忙の時期かと存じますが、
 是非ともご参加くださいますよう、ご案内申し上げます。
  なお、今年度の第3回「熊本大学ホームカミングデー」のご案内について
 は、会場の関係から昭和30年、40年、50年、60年及び平成7年3月の卒業生
 の皆さんが対象です。

  日 時:平成20年11月2日(日) 午後1時〜 【予定】
  会 場:工学部百周年記念館ほか

   ※計画が決まり次第、対象の卒業生の皆様にはご案内いたします。
    なお、11月1日(土)〜3日(月)は、学生行事としての大学祭「熊粋祭」
    も開催されます。

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◎お知らせ
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 ▽「熊本大学基金」への寄附について
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  熊本大学基金に対しまして、平成20年3月31日現在で、個人719名、法人
 ・団体等8社の方々から総額約4,198万円のご寄附をいただきました。また、
 熊本大学振興会から約1億2,063万円のご寄附をいただいております。皆様
 のご協力に厚く御礼申し上げます。  
  ご寄附をいただきました方々すべての皆様へ感謝の意を込め、大学広報
 誌「熊大通信」及び「基金ホームページ」にて、ご芳名を掲載させていた
 だいております。ただし、公開をご希望されないご寄附者につきましては、
 掲載しておりません。
  なお、第1期の募集目標金額は10億円となっております。皆様の一層の
 ご支援とご協力を賜りたくお願い申し上げます。

 →詳しくはこちらから
  http://kikin.kumamoto-u.ac.jp/

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◎卒業生からのメッセージ
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 ▽「がんばれ受験生」  中松 成貴さん
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  熊本大学法学部を卒業してから早くも2度目の春となりました。今年本学
 を卒業され社会人としての新たな生活に臨まれている皆さんはいかがお過
 ごしでしょうか。キャンパスライフと社会人としての生活のギャップに戸
 惑っている人、戸惑っている暇すらない日々を送っている人もいることで
 しょう。卒業後も大学で働いているため、知っている先生や諸事情により
 現在も在学中の同級生と学内で出会うことも間々あります。その時には今
 自分は学生時代と同じ場所にいても異なる空間にいるのだと感じてしまい
 ます。しかし、そのような感覚に襲われるのも後僅かのことでしょう。
  みなさんも新しい環境に慣れ、そして環境が変化していくことにも対応
 できるよう、ますます成長されていくことと思います。大学というものは
 一般社会とは異なる独自のものを形成しているかのように思われるかもし
 れませんが、社会の変化には対応していかなければならないのです。大学
 を取り巻く環境の中で現在私が関わる業務の分野での変化は「大学全入時
 代」の到来です。「大学全入時代」を迎えようとする中で、熊本大学にお
 いても、優秀な学生の確保というのは重要な課題の一つです。そのため入
 試広報にも年々力をいれております。今回は、入試広報活動の一部につい
 て紹介を兼ねて書かせていただきます。
  近年各大学は志願者確保のため、広報活動に力を入れているところでは
 ありますが、国立大学と私立大学で比べると私立大学の方がかなり積極的
 であることは皆さんもご存じかと思います。充実した広報活動を行うには
 それなりの予算が必要となります。
  そこで国立大学が合同で進学説明会を実施するという企画を行っており
 ます。これには、受験生にとっては同一会場で複数の大学の情報を得るこ
 とができるというメリットがあり、大学側にとっても、開催経費を分担す
 ることによる負担の軽減や複数の大学があるためそれぞれの志願者が訪れ
 ることで参加者の増加が見込まれるなどメリットがあります。そこで重要
 となるのが、複数の大学がいる中でいかに本学のことをアピールできるか
 です。他大学に興味があり参加した者をいかに引き込み、そして最終的に
 は本学を志望してもらえるようにしていくことが目標です。
  このような進学説明会ではCIC合同説明会及び九州地区国立大学進学説明
 会に参加を予定しております。CIC合同説明会とは東京にあるCIC(キャン
 パスイノベーションセンター)に入居している大学が合同で実施するもの
 で、全国各地の大学のことを一度で知ることができます。九州地区国立大
 学進学説明会はその名のとおり九州地区の国立大学が合同で実施するもの
 で、今年度は東京、広島、福岡で開催します。CICの説明会は個別ブース
 での相談がメインですが、こちらは、個別相談に加え各大学による大学説
 明も実施します。大学の説明を聞いて、興味をもったらブースに行き更に
 詳しいこと等を質問することができます。パンフレットを取りに来るとい
 うだけでも結構ですので、興味がある方は一度足をお運びください。
  この他にも、メディア主催の進学説明会、本学単独で実施する長崎地区
 での進学説明会やオープンキャンパスなど広報活動に努めております。
  私自身としては、学生そして職員として本学で過ごしているにもかかわ
 らず、相談者の質問にすべて答えるということには遠く及びませんので、
 それを少しでも減らすことができるよう日々勉強しております。熊本大学
 のセールスマンとして邁進して行きたいと思います。
 
                    熊本大学第54回卒業生
                    法学部 中松 成貴   

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◎投稿依頼
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  熊本大学メールマガジンでは、皆様からの投稿をお待ちしています。
 同窓会・同期会等の開催のお知らせ・近況報告等の情報がありましたら、
 ご提供お願いします。
  投稿記事は、こちらからどうぞ。
  
  E-mail:kik-doso@jimu.kumamoto-u.ac.jp

  熊本大学ホームページでは、卒業生の「思い出募集」のコーナーを開設
 しています。
  投稿いただければ、このメールマガジンでもご紹介いたします。

 →詳しくはこちらから
  http://www.kumamoto-u.ac.jp/sotsugyousei/omoide.html

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◎ご意見・ご要望
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  熊本大学が行う生涯メールサービスは、開始されたばかりです。
 この生涯メールサービスについてのご意見・ご要望はこちらからどうぞ。

  熊本大学生涯メールサービスについてのホームページURL
  → http://www.kumadai.jp/

  熊本大学生涯メールサービスについてのご意見・ご要望
  → office@kumadai.jp

  また、このメールマガジンについてのご意見・ご要望
  → kik-doso@jimu.kumamoto-u.ac.jp

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◇編集後記
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  卒業式・修了式後、学生さんが居なくなり静まりかえっていた学内も、
 入学式が行われ、それぞれの目標や希望を胸に秘めた新入生が入学して来
 たことで、学内は若者の生きる力で活気があふれています。
  満開だった桜の花は、学内を吹き抜ける心地よい風に桜吹雪となり舞い
 散っています。
  これからは、若葉の緑が目にも鮮やかで、春の日差しが心地よく、春風
 に誘われてつい外出したくなる季節となります。卒業生の皆様も今月下旬
 から始まります大型連休のゴールデンウィークに、久しぶりに母校を訪れ
 てみてはどうですか。
  花冷えの季節、お身体には気を付けて、春爛漫を満喫なさって、ご活躍
 のほど、お祈り申し上げます。
  
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◇編集・発行
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  熊本大学企画部企画課
   〒860-8555 熊本市黒髪2丁目39番1号
   E-mail:kik-doso@jimu.kumamoto-u.ac.jp
   TEL:096-342-3129
   FAX:096-342-3007
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