熊本大学メールマガジン No.12
☆☆☆☆ 熊本大学メールマガジン 第12号 (平成20年 8月13日) ☆☆☆☆ 熊本大学メールマガジン第12号をお届けします。 熊本大学では、1)熊本大学の教育研究の取組み、公開講座や研修会等 の案内、2)大学と卒業生、卒業生同士の交流を図るため、卒業生から寄 せられた熊本大学への意見・提言、近況報告等、3)同窓会・同期会、ク ラブOB会等の開催など、本学の最新情報をお知らせするため、メールマガ ジンを発刊しています。 配信件数も少しずつですが着実に増えてきており、平成20年8月11日現在 での登録件数は348件となっております。まだまだ多くの卒業生の皆様にご 覧いただきたいと願っておりますので、お知り合いの卒業生の皆様に広く ご紹介いただきますようよろしくお願いいたします。 このメールマガジンは、大学からのお知らせだけではなく、卒業生から の情報提供、同窓会・同期会の開催案内なども行っておりますので、皆様 からの投稿をお待ちしております。 【目 次】 ◎お知らせ(大学行事等) ・第3回「熊本大学ホームカミングデー」を開催 ・平成20年度後学期「熊本大学授業開放科目」の受講生を募集中 ・平成20年度「熊本大学スラバヤフォーラム」を開催 ◎トピックス ・平成20年度「グローバルCOEプログラム」に2件採択 ・平成20年度「大学病院連携型高度医療人養成推進事業」に採択 ・「イノベーション推進機構」を設立 ◎お知らせ ・スリランカに「足踏み式ミシン12台」を贈呈 ・黒髪南地区食堂「森の家」が広く・新しく ・「熊本大学基金」のご案内とご寄附のお願い ◎在学生からメッセージ ・教育学部小学校教員養成課程2年 岡田亜沙美さん ◎卒業生からの同期会開催報告 ・昭和33年工学部採鉱冶金学科卒業生 高島 靖さん =================================== ◎お知らせ(大学行事等) ---------------------------------------------------------------------- ▽第3回「熊本大学ホームカミングデー」を開催します。 ---------------------------------------------------------------------- ホームカミングデーは、各学部等同窓会のご支援を賜り、本学卒業生の 皆様が、若き日を過ごされたキャンパスに集い、現在の母校の姿をご覧い ただくとともに、旧友(学友)や恩師との再会・親睦を深めていただく中で、 母校との絆を更に強めてもらうことを目的として、平成18年度から記念式 典、記念講演をはじめとする多彩な行事と、卒業生の皆様と本学学生・教 職員との相互交流の場を企画し開催しています。 つきましては、卒業生の皆様には何かとご多忙の時期かと存じますが、 是非ともご参加くださいますよう、ご案内申し上げます。 なお、今年度の第3回「熊本大学ホームカミングデー」のご案内について は、会場の関係から昭和30年、40年、50年、60年及び平成7年3月の卒業生 の皆さんが対象です。 日時:平成20年11月2日(日) 13時00分〜18時30分(受付:12時〜) 会場:工学部百周年記念館 内容:○大学の近況報告(崎元学長) ○講演会【第1部】 「ES細胞・iPS細胞・そして夢の再生医学」 講演者:粂 昭苑(発生医学研究センター教授) ○講演会【第2部】 「よみがえる熊本城」 講演者:北野 隆(熊本大学名誉教授) ○キャンパスツアー ○ホームカミングデー・パーティー ※なお、11月1日(土)〜3日(月)は、学生行事としての大学祭「熊粋祭」 も開催されます。 ---------------------------------------------------------------------- ▽平成20年度後学期「熊本大学授業開放科目」の受講生を募集しています。 ---------------------------------------------------------------------- 平成20年度の授業を学生とともに受講する市民の方々を募集しています。 本授業開放科目とは、大学開放活動の一環として、学部、大学院、教養 教育実施機構が開設している正規の授業を開放し、生涯学習に対する社会 的要請にこたえるとともに、地域社会と本学との連携をますます深めるこ とを目的としています。 開講期間は、平成20年10月から平成21年3月までですが、受講可能回数は、 授業開放科目によって異なります。 なお、募集期間は、平成20年8月1日(金)から8月29日(金)までの必着とな っております。 →詳しくはこちらから http://www.kumamoto-u.ac.jp/syakairenkei/chiikirenkei/seisakusouzou/syougaigakusyu/jyugyoukaihou.html ---------------------------------------------------------------------- ▽平成20年度「熊本大学スラバヤフォーラム」を開催します。 ---------------------------------------------------------------------- 平成20年11月5日(水)〜6日(木)、インドネシア・スラバヤ市で学術交流 イベント「熊本大学スラバヤフォーラム」を開催します。 本学の海外フォーラムは、平成17年度の中国・上海市、平成18年度の韓 国・大田広域市に続き第三回目の開催となります。 インドネシアのスラバヤ市にある国立スラバヤ工科大学とは、平成16年 に本学の工学部及び自然科学研究科と部局間交流協定を締結し、研究者交 流及び学生交流を続けてきておりましたが、平成18年4月にJICAの大型プロ ジェクトである「スラバヤ工科大学情報技術高等人材育成計画」をインド ネシア東部地域で実施していることもあり、大学間交流協定に発展させる ことに合意し、締結いたしました。 今年は、日本インドネシア友好50周年に当たることから、インドネシア で開催することとなりました。フォーラムには両国の研究者や学生約300人 が参加して、学術シンポジウムや、現地の本学卒業生らとの会合、複数の 東インドネシアの大学との交流協定調印式などが予定されています。 ※計画が決まり次第、ホームページにてご案内いたします。 =================================== ◎トピックス ---------------------------------------------------------------------- ▽平成20年度「グローバルCOEプログラム」に2件採択されました。 ---------------------------------------------------------------------- 「グローバルCOE(Center of Excellence)プログラム」とは、文部科学省 が我が国の大学院の教育研究機能を一層充実・強化し、世界最高水準の研 究基盤の下で世界をリードする創造的な人材育成を図るため、国際的に卓 越した教育研究拠点の形成を重点的に支援し、国際競争力のある大学づく りを推進する事業です。 これは、平成14年度から実施してきた「21世紀COEプログラム」の成果 (大学改革・教育・研究)を踏まえ、これまでの基本的な考え方を継承し、 各大学の個性や特色に応じ、各学問分野の国際的に卓越した教育研究拠点 が形成されるとともに、各大学が全学的視野に立って戦略的な教育研究体 制の構築に取り組むなど、大学全体の活性化につながることも期待されて います。2年目となる本年度は、本学から次の2件が採択されました。 1.「エイズ制圧を目指した国際教育研究拠点」プログラム エイズ学研究センターの満屋裕明教授を拠点リーダーとして取り組む もので、本センターは、国内の大学で唯一のエイズ研究・教育組織であ り、本プログラムにより国際的な教育研究拠点化をさらに進める計画で、 米国国立衛生研究所や英国オックスフォード大学など海外のエイズ研究 拠点と連携し、若手研究者や博士課程の学生に対して実践的な教育を行 います。また、複数の治療薬や臨床試験に持ち込めるワクチン試薬の開 発を目指しています。 2.「衝撃エネルギー工学グローバル先導拠点」プログラム 大学院自然科学研究科の秋山秀典教授を拠点リーダーとして取り組む もので、本プログラムは、平成15年度「21世紀COEプログラム」に採択さ れた「衝撃エネルギー科学の深化と応用」から引き続き採択され、衝撃 エネルギー工学のグローバルな先導拠点を構築し、先導的人材の育成、 新産業創生、及び衝撃エネルギー工学の体系化に貢献することを目的と して、衝撃エネルギーの科学と工学を基礎とし、専門の枠を超えた幅広 い見方ができ、かつ豊かな創造性とグローバルな視野を持つ先導的人材 (次世代を担う国際的なリーダー)を輩出する仕組みを目指しています。 →詳しくはこちら http://www.kumamoto-u.ac.jp/whatsnew/2008/news549.html ---------------------------------------------------------------------- ▽平成20年度「大学病院連携型高度医療人養成推進事業」に採択されました。 ---------------------------------------------------------------------- 「大学病院連携型高度医療人養成推進事業」とは、大学病院が若手医師 にとって魅力ある場として活性化するため、複数の大学病院が緊密に連携・ 協力して、それぞれの得意分野の相互補完を図り、循環しながら質の高い 専門医や臨床研究者を養成する取り組みを支援するものです。これは地方 で深刻化する医師の大学病院離れに歯止めを掛ける狙いもあり、2年間の卒 後臨床研修を終えた若手医師が対象で、研修期間は5〜7年間です。 本学の「中九州三大学病院合同専門医養成プログラム−地域医療支援と 臨床研究推進の共有システム構築−」は、大分大学及び宮崎大学と連携す るプログラムで、本学の附属病院総合臨床研修センターで内視鏡による腹 腔手術など最新医療を研修する一方、三県境の阿蘇、竹田、高千穂などで、 へき地医療を体験します。 なお琉球大学のプログラム「多極連携型専門医・臨床研究医育成事業」 には、本学も含めて28大学が参加します。 ---------------------------------------------------------------------- ▽「イノベーション推進機構」を設立しました。 ---------------------------------------------------------------------- 平成20年4月1日、これまで本学に設置していた「知的財産創生推進本部」 「地域共同研究センター」「ベンチャー・ビジネス・ラボラトリー」「イ ンキュベーション施設」を再編統合し、従来の機能に加え産学官連携を行 う人材の育成も視野に入れた組織として設置されたものです。 同機構は、産学官連携や国際的に優れた特許を生み出し国際競争力につ ながる知的財産の活用、地域における技術開発・技術教育の振興、ベンチ ャー企業の起業家の育成・支援・人材育成などを積極的に推進する機能を 持ち、人材や学内施設の利用や技術移転などを素早く一元的に決定できる 体制を整えたものです。 平成20年6月9日(月)、文部科学省、経済産業省、特許庁、熊本県、熊本 県工業連合会などの来賓及び関係者約140名が出席して、同機構設立記念式 典が行われました。 式では、機構長の阪口理事・副学長から「発展のスピードの速い現代、 革新的に発展しなければ日本は世界から取り残される。独創的な技術、知 識をいち早く産学官連携で発信し、高度な知識と技術を持った人材の養成 を持続的に行わないといけない」と挨拶がありました。 →詳しくはこちら http://kico.kumamoto-u.ac.jp/modules/tinyd0/index.php?id=9 =================================== ◎お知らせ ---------------------------------------------------------------------- ▽スリランカに「足踏み式ミシン12台」を贈呈しました。 ---------------------------------------------------------------------- 本学の教育学部家政教育学科では、学生の授業で使わなくなった12台の 足踏み式ミシンをスリランカの女性支援している団体に贈りました。 今回のプロジェクトは、同学科の桑畑美沙子教授がスリランカを訪問し た際に、電気が十分に普及していないスリランカにおいて、足踏み式ミシ ンが現地の女性達の自立支援につながる職業訓練等に大変重宝されている という情報を得たことがきっかけとなりました。 桑畑教授や雙田准教授の「物を大切にする心」、「途上国の女性自立を 支援する国際貢献」の呼びかけに集まった約40名の学生が参加し、運送中 にミシンが傷つかないように、運送会社の職員から指導を受けながら、1箱 ずつ丁寧に梱包作業が行われました。 ミシンは、JICAスリランカ事務所の協力により、7月下旬に現地に届けら れ、同国の開発省が実施している「裁縫教室」を終了した女性達が、送ら れてきたミシンを使って仕事を始めるそうです。 →詳しくはこちらから http://www.kumamoto-u.ac.jp/whatsnew/2008/news556.html ---------------------------------------------------------------------- ▽黒髪南地区食堂「森の家」が広く、新しく生まれ変わります。 ---------------------------------------------------------------------- 黒髪南地区にある食堂「森の家」が、広く、新しい建物になります。 現在の森の家は、平成2年に黒髪南地区の自然科学研究科研究棟南側に座席 数72席で建設され、長い間親しまれてきました。 これまで、黒髪南地区における学生数に対する食堂の座席数の不足が問 題(黒髪南地区現状座席数242席、座席当たり人数18.6人/席)となってお りました。 この度、混雑解消を図るために既存の森の家を取り壊し、新しい建物は、 一部2階建で、座席数及びショップ面積が従来の約5倍となり、機能が充実 されます。この建物は、熊本大学生活協同組合が建設し、大学に寄附して いただくことになっております。 今回の建て替えにより新しい食堂・ショップの愛称が、学内公募により 応募総数87通の中から、生協の選考プロジェクトで5点の候補が選ばれて、 熊大生協組合員の皆様の人気投票により、工学部建築学科3年の学生さんが 考案した「Foriko(ふぉりこ)」と決まりました。 この愛称は、《For(ため)理学部、工学部》南キャンパスの学生、つまり 「理学部工学部のため」という意味だそうです。 新しい建物「Foriko(ふぉりこ)」は、平成21年3月のオープン予定です。 →詳しくはこちらから http://ha9.seikyou.ne.jp/home/kumamoto-u/ ---------------------------------------------------------------------- ▽「熊本大学基金」のご案内とご寄附のお願いについて ---------------------------------------------------------------------- 国立大学法人を取り巻く経営環境は、年度毎に厳しくなってきており、 本学も新たな財政基盤を構築することが必要となり、昨年10月、恒常的な 「熊本大学基金」を創設いたしました。 これまでに、卒業生、在学生の保護者、名誉教授の方々をはじめとした 皆様から、平成20年7月31日現在で、総額約1億8,203万円(うち熊本大学振 興会からの寄附約1億2,063万円を含む)のご寄附をいただきました。 皆様のご協力に厚く御礼申し上げます。 ご寄附をいただきました方々すべての皆様へ感謝の意を込め、大学広報 誌「熊大通信」及び「基金ホームページ」にて、ご芳名を掲載させていた だいております。ただし、公開をご希望されないご寄附者につきましては、 掲載しておりません。 本学も、これまで必ずしも充分ではなかった大学と卒業生との繋がりに ついて、平成18年度から「ホームカミングデー」の開催や「生涯メールア ドレス(メールマガジン)」の付与など改善を図っており、卒業生の皆様 が、本学の卒業生であることが誇りとなり、愛校心が母校への寄附を生み、 充実した環境で教育された次代の人材が社会全体に貢献する。こうした好 循環が生まれますよう大学もこれまで以上に努力いたしておりますので、 本基金創設の趣旨にご理解をいただきまして、ご支援とご協力をいただき ますようお願いいたします。 なお、第1期の募集目標金額は10億円となっております。皆様の一層の ご支援とご協力を賜りたくお願い申し上げます。 →詳しくはこちらから http://kikin.kumamoto-u.ac.jp/ =================================== ◎在学生からのメッセージ ---------------------------------------------------------------------- 今回の在学生からのメッセージには、知性と健康美を競う「2008年度ミ ス日本コンテスト」で、グランプリのほか、「着物」「海の日」「空の日」 「ネイチャー」の四部門でミスの称号が与えられる「ミス日本ネイチャー」 に輝いた教育学部小学校教員養成課程2年の岡田亜沙美さんです。 ---------------------------------------------------------------------- ▽教育学部小学校教員養成課程2年 岡田亜沙美さん ---------------------------------------------------------------------- こんにちは。教育学部小学校教員養成課程2年の岡田亜沙美です。 今年冬、2008年度ミス日本コンテストに出場し、ミス日本ネイチャーとス ポニチ特別賞を頂きました。まさか自分が賞をいただけるとは思ってもい なかったので、本当に驚きました。ミス日本ネイチャーになった当初は、 学生生活とミス日本の世界とのギャップに戸惑った時期もありましたが、 最近では学問とミスの仕事の両立にも慣れてきて、充実した毎日を送って います。 ミスのお仕事としては、様々なイベントやテレビ出演など多岐にわたっ ています。ネイチャーということから、主に環境に関するボランティアな どにも積極的に参加しており、先日は地元熊本のNPO有明金峰会議主催の、 金峰山の下草狩りのお手伝いをし、地元の方々と汗を流しました。 また地元熊本だけでなく、東京や北海道でも活動しています。先月は北 海道で、環境省の桜井副大臣と、洞爺湖周辺の環境配慮施設を視察しまし た。そして、そこで行われたイベントで、来場した子供たちに環境に関す る紙芝居をすることとなり、子供たちと共に環境や自然について考える機 会に恵まれました。ミス日本と教育学部は何の接点もないと思い込んでい たのは、私の思い違いだったようで、教育学部で学んだことを十二分に発 揮できたと思います。 ミス日本として経験したことは、これから教員を目指すうえで非常に大 切なことだと考えています。そして、環境に対する意識が高まっている今 日、ミス日本ネイチャーとして、使命感と責任を持って務めていこうと思 っています。 =================================== ◎卒業生からの同期会開催報告 ---------------------------------------------------------------------- ▽昭和33年 工学部採鉱冶金学科卒業生 高島 靖さん ---------------------------------------------------------------------- 私ども昭和33年(1958年)に、工学部採鉱冶金学科(現マテリアル工学科) を卒業した同期生は、今年卒業後50周年を迎えましたので、築城400年で賑 わう縁の地「熊本」において、5月20日(火)〜5月22日(木)の間盛大に記念 の同期会「悠哉会」を催しました。盛大と申しましても既に幽冥境を異に した3名を除き14名が全員参集、記念の会であることから夫人もご一緒にと お誘いした結果、2名の参加をみて総勢16名の会合となりました。 今回は、大学訪問を中心に、市内観光と近郊ならびに名勝地を観光し懇 親会を行うことを織り込み、2泊3日の計画を立て実行しました。 初日は、熊本市内のKKRホテル熊本に宿泊、全員で懇親会を開き大いに語 り合い大いに飲んで、愉快な再会の喜びを分かち合いました。 大学訪問は時間の関係もあって、オプションとしてプレ大学訪問を行い、 黒髪北および南キャンパスを散策しながら往時を偲び、五高記念館(教養 課程で学んだ教室あり)および工学部の旧機械工場(専門課程で実習)を 参観いたしました。いずれも懐かしい思いのこもった建造物や施設であり、 去りがたいほどの感慨を覚えました。メインの大学訪問は半日でしたが、 同期の仲間の一人である石原君(工博)に、「金属アレルギーと生体用金 属材料」と題した講演をしてもらいました。大学関係者の聴講も多く、意 義ある催しだったと考えます。 次いで、大学院自然科学研究科教授の高島副科長から大学の現状を伺い ましたが、熊大もメジャーな大学同様に、大学院を中心とする大学運営に 移行しており、国際化と併せて研究の充実による大学間の競争に打ち勝つ 体制の実を挙げるべく、種々尽力されていることについて、組織図や成果 のグラフなどを示しながら詳細な説明をいただきました。母校のありよう に頼もしく思うと同時に、大いに将来を期待したいものです。 更に現在マテリアル工学分野で最もホットな話題である「次世代耐熱マ グネシウム合金」の説明と実証実験設備のご案内を、大学院自然科学研究 科の安藤新二教授よりいただきました。設備はいわゆるプロトタイプの実 証試験設備であり、小さな工場といって差し支えないものでありました。 研究室レベルで得られた材料の研究を、県の支援と産学協同でここまで引 っ張ってこられたリーダーシップ、関係の皆様の凄い情熱とエネルギー、 更にはパワーを感じざるを得ませんでした。開発段階の結論が早い時期に 得られることを期待し、OBとして関係の皆さんに賞賛の辞を捧げたいと思 います。 市内観光は、市内循環バスを利用して熊本城を中心に巡りましたが、復 元された熊本城の本丸御殿は、往時の華やかさを存分に味合わせてくれま した。また、近郊観光は上天草市の亀屋ホテルに宿泊し、二度目の懇親会 を行うと共に、翌日は天草灘へのクルージングとイルカウォッチングを楽 しみました。 かくして来年は11月に広島で開くことを決め、再会を約しつつ散会した 次第でした。 詳細は下記のアドレスにてご覧いただけます。アルバム形式ですので、 参加者以外には興味のないホームページですが、最初のサマリー部分だけ でもご覧願えれば幸いです。 http://www.nextftp.com/mlp/yuyakai このホームページのメニュー(ナビ)にスライドショーがありますが、 このスライドは他の箇所にUploadされているものを呼び出しますので、 最初は10秒程度お待ちいただくことになりますが、その後はほぼ通常通り に開きます。 →詳しくはこちらから http://www.kumamoto-u.ac.jp/sotsugyousei/omoide.html =================================== ◎投稿依頼 ---------------------------------------------------------------------- 熊本大学メールマガジンでは、皆様からの投稿をお待ちしています。 同窓会・同期会等の開催のお知らせ・近況報告等の情報がありましたら、 ご提供お願いします。 投稿記事は、こちらからどうぞ。 E-mail:kik-doso@jimu.kumamoto-u.ac.jp 熊本大学ホームページでは、卒業生の「思い出募集」のコーナーを開設 しています。 投稿いただければ、このメールマガジンでもご紹介いたします。 →詳しくはこちらから http://www.kumamoto-u.ac.jp/sotsugyousei/omoide.html =================================== ◎ご意見・ご要望 ---------------------------------------------------------------------- 熊本大学が行う生涯メールサービスは、平成18年10月から開始いたしま した。この生涯メールサービスについてのご意見・ご要望は、こちらから どうぞ。 熊本大学生涯メールサービスについてのホームページURL → http://www.kumadai.jp/ 熊本大学生涯メールサービスについてのご意見・ご要望 → office@kumadai.jp また、このメールマガジンについてのご意見・ご要望 → kik-doso@jimu.kumamoto-u.ac.jp =================================== ◇編集後記 ---------------------------------------------------------------------- 残暑お見舞い申し上げます。 暦の上では立秋(今年は8月7日)の日から秋に入るといいますが、実際 は暑さが一番厳しい頃で、今年の夏は日本全国で大変な猛暑になっている ようですね。卒業生の皆様は、この暑さをどのようにお過ごしでしょうか。 8月8日から始まりました北京オリンピックでの日本選手団の健闘を祈り、 テレビの前で声援を送られているのではないでしょうか。 さて、今回のメールマガジン第12号は、平成20年度新採用事務職員で、 現在、実地研修中の研修生にメールマガジンの作成及び編集を担当してい ただきましたので、感想を一言掲載させていただきます。 ○私は、研修の一環として、今回このメールマガジンを作成することに なりました。6ヶ月という長い研修も折り返しに入り、焦りとともに、 初心を忘れずに頑張っていこうと思っております。(H) ○研修の一環として、第12号のメールマガジンの編集に携わらせていた だきました。初めてということで、至らない点も多々あるとは思いま すが、私が編集した記事を皆様に読んでいただき、現在の熊大の動向 をご理解いただければ幸いです。(F) ○法人化後初の法人評価が行われ、研究・教育・社会貢献・国際交流等 の諸事業においての評価が、次期の大学運営費交付金の額に影響があ ると言われております。本学も新たな財政基盤を構築することが必要 になり、昨年10月、恒常的な「熊本大学基金」を創設いたしました。 皆様のご理解、ご支援をいただきまして、伝統ある熊本大学を守り、 世界をリードする大学となることを願う次第です。(W) ○今回のメールマガジンは、現在研修中の新採用職員が編集・作成いた しました。暑さで気が滅入りそうですが、私たち研修生は、本学のお 役に立てるような職員になるためにと日々頑張っております。(U) ○今回研修でメールマガジンを作成させていただき、熊本大学の現状や 地域貢献などの最新の取り組みをお伝えすることの大切さや責任感を 感じることができました。また、メルマガを作成することで私たち研 修生の取り組みもお伝えできれば幸いです。(N) まだまだ日中は30度を超える暑い日が続くことと思います。 近年、熱中症の話をよく耳にします。くれぐれもお身体には気を付けて、 ご活躍のほど、お祈り申し上げます。 =================================== ◇編集・発行 ---------------------------------------------------------------------- 熊本大学企画部企画課 〒860-8555 熊本市黒髪2丁目39番1号 E-mail:kik-doso@jimu.kumamoto-u.ac.jp TEL:096-342-3129 FAX:096-342-3007 ===================================
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