熊本大学メールマガジン No.13



☆☆☆☆ 熊本大学メールマガジン 第13号 (平成20年10月15日) ☆☆☆☆

  熊本大学メールマガジン第13号をお届けします。

  熊本大学では、1)熊本大学の教育研究の取組み、公開講座や研修会等
 の案内、2)大学と卒業生、卒業生同士の交流を図るため、卒業生から寄
 せられた熊本大学への意見・提言、近況報告等、3)同窓会・同期会、ク
 ラブOB会等の開催など、本学の最新情報をお知らせするため、メールマガ
 ジンを発刊しています。

  配信件数も少しずつですが着実に増えてきており、平成20年10月10日現
 在での登録件数は357件となっております。まだまだ多くの卒業生の皆様に
 ご覧いただきたいと願っておりますので、お知り合いの卒業生の皆様に広
 くご紹介いただきますようよろしくお願いいたします。

  このメールマガジンは、大学からのお知らせだけではなく、卒業生から
 の情報提供、同窓会・同期会の開催案内なども行っておりますので、皆様
 からの投稿をお待ちしております。

【目 次】
 ◎お知らせ(大学行事等)
  ・第3回「熊本大学ホームカミングデー」を開催
  ・平成20年度「熊本大学スラバヤフォーラム」を開催
  ・第25回熊本大学附属図書館貴重資料展「源氏物語千年の時」を開催

 ◎トピックス
  ・平成20年度「知のフロンティア講座」を開催中
  ・「地域連携によるキャリアパス環境整備」フォーラムを開催
  ・「病児保育モデル事業」を開始
  ・蒲島熊本県知事と「地域医療に関する意見交換」を実施
  ・「大学院法曹養成研究科(法科大学院)」に奨学金制度を創設

  ◎お知らせ
  ・川口恭子客員教授が「荒木精之記念文化功労者」を受賞
  ・国際交流会館(留学生宿舎)の新棟建設
  ・「熊本大学基金」のご案内とご寄附のお願い

 ◎在学生からメッセージ
  ・教育学研究科1年 大村詠一さん

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◎お知らせ(大学行事等)
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 ▽第3回「熊本大学ホームカミングデー」を開催します。
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  ホームカミングデーは、各学部等同窓会のご支援を賜り、本学卒業生の
 皆様が、若き日を過ごされたキャンパスに集い、現在の母校の姿をご覧い
 ただくとともに、旧友(学友)や恩師との再会・親睦を深めていただく中で、
 母校との絆を更に強めてもらうことを目的として、平成18年度から記念式
 典、記念講演をはじめとする多彩な行事と、卒業生の皆様と本学学生・教
 職員との相互交流の場を企画し開催しています。
  つきましては、卒業生の皆様には何かとご多忙の時期かと存じますが、
 是非ともご参加くださいますよう、ご案内申し上げます。
  なお、今年度の第3回「熊本大学ホームカミングデー」のご案内について
 は、会場の関係から昭和30年、40年、50年、60年及び平成7年3月の卒業生
 の皆さんが対象です。

  日時:平成20年11月2日(日) 13時00分〜18時30分(受付:12時〜)
  会場:工学部百周年記念館
  内容:○大学の近況報告(崎元学長)
     ○講演会【第1部】
      「ES細胞・iPS細胞・そして夢の再生医学」
      講演者:粂 昭苑(発生医学研究センター教授)
     ○講演会【第2部】
      「よみがえる熊本城」
      講演者:北野 隆(熊本大学名誉教授)
     ○キャンパスツアー
     ○ホームカミングデー・パーティー

  ※なお、11月1日(土)〜3日(月)は、学生行事としての大学祭「熊粋祭」
   も開催されます。
  
 →詳しくはこちらから
  http://www.kumamoto-u.ac.jp/sotsugyousei/home_coming/index.html

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 ▽平成20年度「熊本大学スラバヤフォーラム」を開催します。
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  熊本大学フォーラムは、本学及び各国の提携大学によって毎年開催され
 ており、国際的な学術コミュニティ・ネットワークの充実と発展を目的と
 した国際イベントです。
  第6回目となる本年度の開催は、平成20年11月5日(水)〜6日(木)、インド
 ネシア・スラバヤ市で学術交流イベント「熊本大学スラバヤフォーラム」
 を開催します。本学の海外フォーラムは、平成17年度の中国・上海市、平
 成18年度の韓国・大田広域市に続き第3回目の開催となります。
  インドネシアのスラバヤ市にある国立スラバヤ工科大学とは、平成16年
 に本学の工学部及び自然科学研究科と部局間交流協定を締結し、研究者交
 流及び学生交流を続けてきておりましたが、平成18年4月にJICAの大型プロ
 ジェクトである「スラバヤ工科大学情報技術高等人材育成計画」をインド
 ネシア東部地域で実施していることもあり、大学間交流協定に発展させる
 ことに合意し、締結いたしました。
  今年は、日本インドネシア友好50周年に当たることから、インドネシア
 で開催することとなりました。フォーラムには両国の研究者や学生約300人
 が参加して、学術シンポジウムや、現地の本学卒業生らとの会合、東イン
 ドネシア地域大学コンソーシアムとの交流協定調印式等を含む複合行事が
 実施される予定です。

 →詳しくはこちらから
  http://www.braineye.co.jp/congre/kuf/japanese/index.html

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 ▽第25回熊本大学附属図書館貴重資料展「源氏物語千年の時」を開催します。
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  本学附属図書館では、源氏物語の名が最初に文献にあらわれたのが、今
 から千年前の寛弘5年(1008年)のことであり、また、源氏物語が刻んだ千年
 の日本文化を振り返り、それを記念して第25回熊本大学附属図書館貴重資
 料展「源氏物語千年の時」を開催します。
  源氏物語千年にかかわる催しは、各地・各機関・各施設でさまざま行わ
 れておりますが、本学附属図書館でも財団法人永青文庫から寄託されてい
 る資料を中心に関係古典籍を展示して、本学教員の研究成果の一部を社会
 に還元するとともに、学生・教職員・一般の市民の方々に源氏物語を始め
 とする古典文学に関心を持ち、親しんでいただくことを目的としており、
 同資料展は、歴史資料などに興味を持つ地域のファンの長年の根強い支持
 を受けており、公開事業・社会貢献事業として定着しています。
  なお、同資料展の最終日となる11月1日(土)には、放送大学熊本学習セン
 ターにおいて、公開講演会「源氏物語と住吉の姫君」と「永青文庫の源氏
 物語」が開催され、また、第3回永青文庫セミナー「細川重賢夫人の手紙」
 が同時開催されます。

  期  間:平成20年10月30日(木)〜11月1日(土)
  会  場:熊本大学附属図書館
  開催時間:午前9時〜午後4時(入場無料)

 →詳しくはこちらから
  http://www.lib.kumamoto-u.ac.jp/news.html#200588

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◎トピックス
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 ▽平成20年度「知のフロンティア講座」を開講しています。
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  熊本大学では、地域に開かれた大学として、様々な学習機会を提供し、
 地域の方々の生涯学習を応援していきます。
  知のフロンティア講座は、知的好奇心を受けたい市民の方向けの講座で
 す。最先端の研究や社会的ニーズを受けた研究を講演会やシンポジウムと
 して、今年度は「知の還元」をテーマに10月に3週連続で開講いたします。
  既に第1弾の「国宝・青井阿蘇神社〜人吉の“青井さん”を訪ねて〜」が、
 熊本県で初めて国宝に認定された人吉市の青井阿蘇神社内参集殿において
 行われ、講演終了後には見学会も併せて開催しました。
  第2弾「源氏物語<もののけ>」、第3弾「現代版解体新書〜癌と心血管
 疾患の最先端診断技術から治療まで〜」を開催します。
  
 →詳しくはこちらから
  http://www.kumamoto-u.ac.jp/syakairenkei/chiikirenkei/seisakusouzou/syougaigakusyu/frontier/index.html#moushikomi

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 ▽「地域連携によるキャリアパス環境整備」フォーラムを開催しました。
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  平成20年10月7日(火)、本学工学部百周年記念館において、前熊本県知事
 で本学の客員教授でもある潮谷義子氏を講師に迎え、『男女共同参画推進
 における大学の役割』と題して講演会を開催しました。
  本フォーラムは、本学が熊本県とともに実施した男女共同参画事業推進
 の実績(男女協働政経塾、地域活性化事例研究、女性のキャリア形成支援
 等)を活かした地域連携により女性研究者のキャリアパス環境を整備する
 とともに、女性研究者を支援し、大学や産業界、地域でチャレンジする女
 性人材の能力活用を図ることを目的としており、文部科学省技術振興調整
 費「女性研究者支援モデル育成」事業として採択された「地域連携による
 キャリアパス環境整備」の一環として開催しました。
  講演会には、学内教職員・学生、県・市町村職員及び県民等およそ170名
 が参加し、講演会終了後には、参加者との意見交換会も開催されました。

 →詳しくはこちらから
  http://gender.kumamoto-u.ac.jp/seminar/index.html

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 ▽「病児保育モデル事業」を開始しました。
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  本学では、文部科学省技術振興調整費「女性研究者支援モデル育成」事
 業として採択された「地域連携によるキャリアパス環境整備」の一環とし
 て、女性研究者のための環境整備、意識改革、キャリアパス環境整備等を
 進めています。
  今回のモデル事業は、ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)
 の観点から、本学と「NPO法人チャイルドケアサポートみるく」との連携
 により、医学部附属病院敷地内にある学内保育施設『こばと保育園』に通
 う園児及びその保護者を対象としており、園児が発熱等で通園できない場
 合に、保護者に代わってNPO法人による専門家に看護してもらうことにより、
 保護者が休暇を取ることなく勤務を継続できるようサポートすることを目
 的として、平成20年9月1日(月)から開始いたしました。同事業は、県内の
 大学としては初の試みです。

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 ▽蒲島熊本県知事と「地域医療に関する意見交換」を実施しました。
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  平成20年8月27日(水)、蒲島熊本県知事と崎元学長との「地域医療に関す
 る意見交換」が熊本県庁において行われました。
 意見交換には、原田医学部長と倉津医学部附属病院長も同席して、
  ・地域医療に係る医学教育の充実
  ・地域医療に関する熊本県からの寄附講座の設置
  ・女性医師の離職防止や熊本県ドクターバンクへの支援
  ・自治医科大学卒業生医師の県内定着への支援
 について意見交換が行われ、熊本県及び本学の連携を強化し、地域医療、
 医師養成の取り組みを進めることが確認されました。
  なお、意見交換に先立ち、崎元学長から平成21年度から緊急医師確保対
 策に基づき、医学部医学科の入学定員を5名増することが正式に認可された
 ことの報告があり、蒲島知事から、本学の取り組みに謝意がなされるとと
 もに、本学医学部医学科の学生に対して、熊本県が奨学金制度を創設して、
 支援するとの説明がありました。

 →詳しくはこちらから
  http://www.kumamoto-u.ac.jp/whatsnew/2008/news596.html

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 ▽「大学院法曹養成研究科(法科大学院)」に奨学金制度を創設しました。
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  大学院法曹養成研究科(法科大学院)の平成21年度入学生から、成績優
 秀者10人に対して、授業料の半額を給付する奨学金制度を創設いたします。
  同制度は、本学法科大学院が、厳しい状況を打破し生き残るための独自
 の方策で、司法試験を目指す優秀な人材を集め、合格率向上につなげるの
 が狙いで、定員30人のうち、入学試験の成績上位10人に年間授業料80万円
 の半額40万円を給付するものです。その後、2年次、3年次に進級時は、学
 業成績から判断して新たに10人の給付対象者を選ぶこととしており、今後、
 具体的な選考基準を作成します。
  同大学院の山本研究科長は、「人格も含め全国から広く人材を集め、優
 秀な法曹を地域に送り込みたい」と話されています。

 →詳しくはこちら       
  http://www.ls.kumamoto-u.ac.jp/cgi-bin/infomation.cgi?mode=logfile&tgnum=29

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◎お知らせ
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 ▽川口恭子客員教授が「荒木精之記念文化功労者」を受賞されました。
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  本学附属図書館の元職員で、客員教授の川口恭子氏が、永年の地域貢献
 が認められ、「荒木精之記念文化功労者」として表彰を受けられました。
 同文化功労者は、戦後、熊本の文化振興に尽力した荒木氏を記念して熊本
 県文化協会が設立したもので、永年にわたって地域社会の文化振興に著し
 く寄与した個人を対象として、県文化懇話会世話人などで構成する選考委
 員会で審査決定されました。
  川口客員教授は、在職中から主に古文書の保存整理に携わり、退職後も
 その知識・経験が認められ客員教授に就任され、財団法人永青文庫が本学
 附属図書館に寄託している細川家関係古文書の保存整理と研究に携わり、
 自治体史編纂や文化財保護に協力され、市民講座や講演などで研究成果を
 広く伝え、生涯学習にも大きく貢献されていることなどが評価されました。
  なお、表彰式は、9月12日(金)、熊本市内のホテルで開かれた熊本県芸術
 文化祭前夜祭の席上で行われました。

 →詳しくはこちらから
  http://www.lib.kumamoto-u.ac.jp/news.html

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 ▽国際交流会館(留学生宿舎)の新棟を建設します。
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  本学では、現在、学生寄宿舎のある宇留毛団地敷地内西側に120名が入居
 できる留学生宿舎3棟を整備します。
  留学生をめぐっては、政府が平成20年6月27日に閣議決定された「経済財
 政改革の基本方針(骨太の方針)2008」で、現在の約3倍の30万人に増やす
 計画を打ち出し、優秀な人材確保や日本人学生の国際化などが狙いです。
  本学においても、研究・教育レベルの向上手段として、海外の提携校の
 研究者を中心に受け入れを強化して、この10年で約50人増やしています。
 留学生の出身地域では中国、韓国などアジアが8割を越えており、本学には
 300人弱の留学生が在籍していますが、現在の留学生宿舎の定員は96人のた
 め、入居しても6ヵ月で民間アパートへの転居が必要になることも多く、発
 展途上国からの私費留学生もおり、日本に悪い印象を持たれかねないと心
 配しています。
  本学が、九州の中での学術拠点としての地位を高めていくために国際連
 携は不可欠であり、崎元学長も、「アジアの拠点大学として、さらに海外
 から優秀な人材を受け入れ、輩出していかなければならない」と強調され、
 「留学生が学問に取り組みやすい環境を作り、安心して熊本に来られるよ
 うにしたい。留学生が増え、学内の国際化が進むことで大学の可能性や魅
 力を増やすことができる」と話されています。
  本学は、地域に根ざした個性ある大学づくりに更なる飛躍を遂げるため、
 「グローバルなアカデミック・ハブ(拠点大学)」を目指して、教育・研
 究環境整備の更なる推進を計画しています。

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 ▽「熊本大学基金」のご案内とご寄附のお願いについて
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  国立大学法人を取り巻く経営環境は、年度毎に厳しくなってきており、
 本学も新たな財政基盤を構築することが必要となり、昨年10月、恒常的な
 「熊本大学基金」を創設いたしました。
  これまでに、卒業生、在学生の保護者、名誉教授の方々をはじめとした
 皆様から、平成20年9月30日現在で、総額約1億9,526万円(うち熊本大学振
 興会からの寄附約1億2,063万円を含む)のご寄附をいただきました。
 皆様のご協力に厚く御礼申し上げます。  
  ご寄附をいただきました方々すべての皆様へ感謝の意を込め、大学広報
 誌「熊大通信」及び「基金ホームページ」にて、ご芳名を掲載させていた
 だいております。ただし、公開をご希望されないご寄附者につきましては、
 掲載しておりません。
  本学も、これまで必ずしも充分ではなかった大学と卒業生との繋がりに
 ついて、平成18年度から「ホームカミングデー」の開催や「生涯メールア
 ドレス(メールマガジン)」の付与など改善を図っており、卒業生の皆様
 が、本学の卒業生であることが誇りとなり、愛校心が母校への寄附を生み、
 充実した環境で教育された次代の人材が社会全体に貢献する。こうした好
 循環が生まれますよう大学もこれまで以上に努力いたしておりますので、
 本基金創設の趣旨にご理解をいただきまして、ご支援とご協力をいただき
 ますようお願いいたします。
  なお、第1期の募集目標金額は10億円となっております。皆様の一層の
 ご支援とご協力を賜りたくお願い申し上げます。

 →詳しくはこちらから
  http://kikin.kumamoto-u.ac.jp/

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◎在学生からのメッセージ
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  今回の在学生からのメッセージには、小学時代に発病した糖尿病と付き
 合いながらエアロビックを続け、今では日本のトッププレーヤーとして、
 世界を舞台に活動を続けている大学院教育学研究科(修士課程)1年の大村
 詠一さんです。
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  皆さん、こんにちは。大学院教育学研究科修士課程1年の大村詠一です。
 私は現在、大学院で学ぶ傍ら、熊本市が主催する市民講座の他、熊本県内
 の小中学校や高等学校の総合的な学習の時間や道徳の授業の時間に、講演
 活動をさせて頂いております。内容としては、小学2年生の冬に発症した
 「1型糖尿病」や現在も続けているスポーツ「エアロビック」とのこれまで
 のつきあい方を紹介しながら、「病と共に生きるということ」や「夢に向
 かって」と題して、1型糖尿病とエアロビックという大きな2つの個性があ
 ったおかげで、人一倍の出会いがあり、様々な考え方や価値観を身につけ
 ることができたこと、これからも自分らしく糖尿病でも何でもできるとい
 うことを証明しながらエアロビックを続けていきたいと思っていることな
 どを話させて頂いています。教育実習等での人前で話すという経験を活か
 すことができて本当に嬉しく思っていますし、自分の体験談を話すことで、
 少しでも糖尿病の正しい理解が深まり、子ども達が自分の将来や夢につい
 て考え直すきっかけになればいいなと考えています。
  講演活動以外にも、私は取り組んでいることがあります。大学に通学後、
 まだまだ現役で選手であるエアロビックの指導にあたっています。以前は
 熊本県内の小中高校生だけを指導していましたが、最近はエアロビックの
 普及も兼ねて県外の子どもや大人の方の指導もするようになりました。指
 導において、選手とのコミュニケーションの取り方や選手1人ひとりに合わ
 せた指導方法など、熊本大学教育学部で学んだことは大いに活用させて頂
 いています。思春期における指導の難しさや保護者の方との協力など、様
 々な悩みを今の時期から経験できることは、本当に幸せなことだと思いま
 す。しっかり悩みながら指導して、勝つだけではなく人として素晴らしい
 選手を育てながら、自分も高めていきたいと思っています。11月には、全
 日本選手権大会に全日本学生選手権大会と2つの大きな大会を控えています
 ので、精一杯頑張って世界大会への切符をつかみ取ってきたいと思います。
  最後になりましたが、最近は縁あってストリートチルドレンの描いた絵
 をカレンダーにするチャリティー等にも参加させて頂いています。「自分
 に今できることを、いま全力で!」を心がけて、熊本大学の一学生として
 頑張っていきたいと思っています。どこかで見かけられましたら是非お声
 かけ下さい。

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◎投稿依頼
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  熊本大学メールマガジンでは、皆様からの投稿をお待ちしています。
 同窓会・同期会等の開催のお知らせ・近況報告等の情報がありましたら、
 ご提供お願いします。
  投稿記事は、こちらからどうぞ。
  
  E-mail:kik-doso@jimu.kumamoto-u.ac.jp

  熊本大学ホームページでは、卒業生の「思い出募集」のコーナーを開設
 しています。
  投稿いただければ、このメールマガジンでもご紹介いたします。

 →詳しくはこちらから
  http://www.kumamoto-u.ac.jp/sotsugyousei/omoide.html

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◎ご意見・ご要望
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  熊本大学が行う生涯メールサービスは、平成18年10月から開始いたしま
 した。この生涯メールサービスについてのご意見・ご要望は、こちらから
 どうぞ。

  熊本大学生涯メールサービスについてのホームページURL
  → http://www.kumadai.jp/

  熊本大学生涯メールサービスについてのご意見・ご要望
  → office@kumadai.jp

  また、このメールマガジンについてのご意見・ご要望
  → kik-doso@jimu.kumamoto-u.ac.jp

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◇編集後記
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  秋空高くさわやかな好季節になりました。卒業生の皆様、いかがお過ご
 しでしょうか。
  熊本も、朝夕は肌寒さを覚える昨今となり、学内の木々の葉も色づいて、
 イチョウの葉は黄金色に変わりはじめ、キンモクセイのよい香りが漂う季
 節となりました。
  学生の皆様には、待ちに待った学生行事としての大学祭「熊粋祭」が近
 づいており、11月1日(土)から3日(月)まで開催される大学祭の準備が始ま
 っている様子で、夕刻の時間ともなるとバンドの演奏が、日増しに強く聞
 こえてくるようになりました。
  卒業生の皆様、11月2日(日)開催のホームカミングデーや大学祭に母校を
 訪れてはみてはいかがですか。恩師の先生方や後輩の皆様も待ってますよ。
  行楽に、読書に、スポーツに、すばらしい季節ですが、日増しに肌寒く
 なりますので、くれぐれもお身体には気を付けて、実り多い秋を満喫され
 ますよう、ご活躍のほど、お祈り申し上げます。
  
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◇編集・発行
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  熊本大学企画部企画課
   〒860-8555 熊本市黒髪2丁目39番1号
   E-mail:kik-doso@jimu.kumamoto-u.ac.jp
   TEL:096-342-3129
   FAX:096-342-3007
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